Q: 中華民國 (ROC) は「Chinese Taipei」の呼称で国際社会の組織や活動に参加できますが、どうしてこの政権は「亡命中(in Exile)」とわかるのでしょうか?
A: 実際のところ中華台北(Chinese Taipei)という呼称自体が台湾領土は中華民国のものではないことを示しています。「中華台北」は「Chinese Exile Government in Taipei」の略称です。詳細はコラムをご参照ください。
Q: 台湾民政府は「92共識」(92年コンセンサス、92年合意)を支持しますか?
A: 中華民国と中華人民共和国の関係は国対国の関係ではありません。中華人民共和国は合法国家でありますが、他方の中華民国は亡命政府です。従って、アメリカが終始堅持している「一つの中国」は正しい認識です。一方で、台湾は台湾、中国は中国であり、お互いに関係ありません。当然、台湾は中国に属していません。今日世界では「チベット政府」や「チベット亡命政府」も存在していますが、誰もが二つの「チベット」があるとは認識していません。このように、現地の政府と亡命政府は同じ土俵で論じられるものではなく、まして現地政府はすでにほとんどの国の承認を得ています。従って、中国とは中華人民共和国一つのみを指します。台湾は中国の固有領土ではありませんし、中華民国も中国を代表する合法政府ではありません。
Q: 2012年の大統領選挙でなぜ台湾民政府が選挙に参加しなかったのでしょうか?
A: 1、2012年大統領選挙は「中華民国の大統領選挙」で、国際的に認められた政府の選挙ではありません。米国はサンフランシスコ条約に基づき、台湾の主要な占領権を持ちますが、その米国は中華民国も台湾も国家ではないと明言しています。
2、中国亡命政権は台湾での選挙を独裁選挙から民主選挙に変えましたが、その選民は非合法的に国籍を変更させられた本土台湾人と亡命した中国人によって構成されているという事実は変えることができません。二つの国家の人民による大統領選挙は無効だと考えます。
3、中国亡命政権は自ら支配しているマスコミを通じて選挙のことを大々的に放送している一方、台湾民政府がアメリカに招待され米日軍事同盟パーティーに参加したことも、220名のメンバーが靖国神社を参拝し39,100名の台湾人英霊の御霊を弔ったことも報道しませんでした。そのほか、台湾民政府はその旗を掲げて皇居の天皇誕生日に参賀したこと(日本皇居は政治宣伝用旗、またその他国家の旗を持ち入りさせることは認めていない)、中国亡命政府が強引に土地を徴収したが米国軍事政府台湾民政府の干渉によって取り止めとになったこと等、台湾民政府の動きについて一切マスコミ報道しない方針のようです。これらは、中国亡命政権は国際社会に対し台湾での高い投票率を見せることによって、台湾人は喜んで中国亡命政権の代理管理を受けいれているとのことを宣伝するためです。
ちなみに、米国軍事政府はすでに台湾人に「台湾公民身分証」を発行しています。その身分証を持っている台湾公民もまだ申請していない本土台湾人も中国亡命政府の大統領選挙に参加する必要はありません。
2、中国亡命政権は台湾での選挙を独裁選挙から民主選挙に変えましたが、その選民は非合法的に国籍を変更させられた本土台湾人と亡命した中国人によって構成されているという事実は変えることができません。二つの国家の人民による大統領選挙は無効だと考えます。
3、中国亡命政権は自ら支配しているマスコミを通じて選挙のことを大々的に放送している一方、台湾民政府がアメリカに招待され米日軍事同盟パーティーに参加したことも、220名のメンバーが靖国神社を参拝し39,100名の台湾人英霊の御霊を弔ったことも報道しませんでした。そのほか、台湾民政府はその旗を掲げて皇居の天皇誕生日に参賀したこと(日本皇居は政治宣伝用旗、またその他国家の旗を持ち入りさせることは認めていない)、中国亡命政府が強引に土地を徴収したが米国軍事政府台湾民政府の干渉によって取り止めとになったこと等、台湾民政府の動きについて一切マスコミ報道しない方針のようです。これらは、中国亡命政権は国際社会に対し台湾での高い投票率を見せることによって、台湾人は喜んで中国亡命政権の代理管理を受けいれているとのことを宣伝するためです。
ちなみに、米国軍事政府はすでに台湾人に「台湾公民身分証」を発行しています。その身分証を持っている台湾公民もまだ申請していない本土台湾人も中国亡命政府の大統領選挙に参加する必要はありません。
Q: 中華民国は1949年に滅亡したと言いますが、今の台湾の政府は何ですか?
A:現在台湾を支配している政府は「台湾政府」ではなく、「中華民国政府」です。アメリカはこれを「台湾治理当局」(台湾統治当局)と呼んでいます。また中華民国政府自身も国際的な場面では、「台湾政府」と自称するのは違法であると認識しているため、全く使用していません。
Q:台湾には台湾独立を主張する民進党がありますが、民進党は台湾民政府の法的論述に賛同していますか?
A:台湾民政府は、米國代表処設置後、米政府と頻繁且つ密接な連絡を取っています。これに対し、民進党幹部は「我々の与党時代でさえ、米国から直接交渉の声がかからなかったのに、名も無い台湾民政府に直接声が掛ける筈は無い」と否定しています。台湾民政府は平和條約規定の法に適った正当性ある機構だと米政府は認めているのに対し、中華民国体制內の国民党或いは民進党も共に台湾主権を擁さない亡命政権内の機構であるが故に、米政府との交渉対象としての資格はないと言えます。
政党結成当初はともかく、現在の民進党は反国民党のポーズをとりながら、亡命政府の体制內で成果無き「台湾独立建国」を叫び、台湾人をミスリードしています。また、国民にはあまり知られていないことですが、今回の2012年大統領選挙で落選した蔡氏は他国では例を見ない候補者補助金を受領しており、當選落選を問わず一票につき50元の補助金が入ります。600万票ならば三億元を入手している計算になります。このように状況においては、民進党はいつの間にか党結成時の初心を忘れ、表面上の政争に明け暮れているのみのようにも映ります。
現在の台湾民政府の活動に対し、国民党政府は完全に情報遮断していますが、国民党內政部は「台湾民政府」を合法組織と承認しています。また、民進党は台湾民政府の活動を無視し、反論もしなければ信じようともしない立場をとっています。
政党結成当初はともかく、現在の民進党は反国民党のポーズをとりながら、亡命政府の体制內で成果無き「台湾独立建国」を叫び、台湾人をミスリードしています。また、国民にはあまり知られていないことですが、今回の2012年大統領選挙で落選した蔡氏は他国では例を見ない候補者補助金を受領しており、當選落選を問わず一票につき50元の補助金が入ります。600万票ならば三億元を入手している計算になります。このように状況においては、民進党はいつの間にか党結成時の初心を忘れ、表面上の政争に明け暮れているのみのようにも映ります。
現在の台湾民政府の活動に対し、国民党政府は完全に情報遮断していますが、国民党內政部は「台湾民政府」を合法組織と承認しています。また、民進党は台湾民政府の活動を無視し、反論もしなければ信じようともしない立場をとっています。